【京都・東福寺】夏に訪れるべき理由と見どころ徹底ガイド
京都の歴史と自然が調和した名所、東福寺は、鎌倉時代に創建され、京都五山のひとつとして知られています!
紅葉の季節には多くの観光客で賑わいますが、実は夏の東福寺も見逃せない魅力が。
青もみじや緑に映える壮大な三門など、夏だからこそ見られる景観がたくさんあり、夏の京都観光にぴったりの場所です。
東福寺とは?歴史と概要
東福寺は、京都市東山区に位置し、鎌倉時代の1236年に創建されました。
京都五山の一つに数えられ、禅宗寺院としても有名です。
広大な境内には、国宝や重要文化財に指定されている建物や庭園が点在しており、四季折々の風景を楽しめることから、国内外から多くの観光客が訪れます。
特に紅葉の名所として知られていますが、夏には緑豊かな風景が広がり、涼しげなスポットを求める人々にとっても人気のスポットです。
夏に東福寺を訪れるべき理由
混雑が少なく静かに楽しめる
秋の紅葉シーズンには多くの観光客で賑わう東福寺ですが、夏は比較的観光客が少なく、静かで落ち着いた雰囲気を楽しめます。
ゆったりとした時間を過ごしながら、東福寺の美しい風景をじっくり堪能できるのが夏ならではの魅力です。
緑豊かな自然が美しい
東福寺の夏は、青もみじが境内を彩り、緑豊かな風景が広がります。
特に「通天楓」とも呼ばれる三つ葉の楓の青もみじは、涼しさと爽やかさを感じさせ、暑い季節でも快適に散策できます。
自然の緑に包まれながら、リラックスできるひと時を過ごせます。
涼しさを感じられるスポットが豊富
東福寺には、小川「洗玉澗」や木々の作り出す木陰など、夏の暑さを和らげるスポットが点在しています。
自然の涼しさを感じながら、歴史的な寺院を巡ることができるのは夏ならではの体験です。
【東福寺】夏の見どころ
三名橋から見る約2000本もの青もみじ
東福寺三名橋から眺める、約2000本もの青もみじは圧巻。
秋には紅葉が有名な東福寺ですが、夏には緑鮮やかな青もみじが広がり、橋から見る青もみじの海は、暑い夏の日差しの中でも涼しげで、心を癒してくれます。
なお、三名橋と呼ばれる「通天橋」「臥雲橋」「偃月橋」の中では「通天橋」のみ参拝料がかかりますが、他2つの橋から見る青もみじだけでも十分な見ごたえです!
歴史と威厳が漂う三門と緑のコントラスト
東福寺の「三門」は、禅寺最大級の門として知られ、国宝にも指定されています。
高さ22メートル、幅約27メートルの堂々たる姿は、圧倒的な存在感。
その壮大な三門が緑生い茂る光景の中にそびえたつさまからは、東福寺の静寂と荘厳さを一層感じることができます。
洗玉澗(せんぎょくかん):涼しさ感じる小川
境内に広がる渓谷は「洗玉澗」と呼ばれ、涼しげな小川が流れており、夏の癒しスポットです。
通天橋から見下ろす「洗玉澗」が有名ですが、拝観料がかからない「臥雲橋」からでも十分見ることはできます。
緑豊かな木々に囲まれ、ひんやりとした水の流れが、訪れる人々に涼を提供します。
小川のせせらぎに耳を傾け、水辺でのんびりと過ごすことで、夏の暑さを忘れることができるでしょう。
東福寺へのアクセスとおすすめの訪問時間
アクセス情報
電車
JR奈良線「東福寺駅」または京阪本線「東福寺駅」から徒歩約10分
バス
京都市バス88・202・207・208系統「東福寺」から徒歩約4分
車
駐車場無料※紅葉シーズンは閉鎖
自転車・バイク
駐輪場無料
おすすめの訪問時間
夏の東福寺は、午前中の早い時間帯や夕方に訪れることで、夏の暑さを避け、より快適に観光を楽しむことができます。
ただ拝観受付は9~16時(16時半閉門)なので、夕方といっても15時過ぎには到着したいところです。
まとめ:【京都・東福寺】夏に訪れるべき理由と見どころ徹底ガイド
東福寺は、夏に訪れるべき京都の名所です。
青もみじの絶景や静寂な庭園、涼しげな小川など、夏ならではの魅力が詰まっています。
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