京都市東山区にある「ねじりまんぽ」は、知る人ぞ知る隠れた絶景スポットです。
明治時代に建設された煉瓦造りのトンネルで、その独特のねじれたデザインが訪れる人々を魅了します。
本記事では、ねじりまんぽの歴史、建築技術、アクセス方法、周辺の観光スポット、訪れるベストシーズン、撮影ポイントなどを詳しくご紹介します。
目次
ねじりまんぽとは
ねじりまんぽは、1890年（明治23年）に完成した煉瓦造りのトンネルです。
蹴上インクラインの一部として、琵琶湖疏水事業の一環で建設されました。
その名前の通り、煉瓦がねじれたように積み上げられているのが特徴で、その美しいデザインは多くの観光客や写真愛好家に愛されています。
ねじりまんぽの歴史と建築技術
ねじりまんぽの建設は、当時の日本における西洋建築技術の導入を象徴しています。
煉瓦をねじりながら積み上げることで強度を増し、地震などの自然災害にも耐えられる構造となっています。
この技術は、現代の建築においても非常に珍しく、ねじりまんぽはその貴重さからも注目されています。
煉瓦のねじり方
煉瓦をねじりながら積む方法は、煉瓦を斜めに配置し、上下左右にずらしながら積み重ねることで実現されています。
これにより、煉瓦同士がしっかりと噛み合い、強固な構造が生まれます。
この手法は、現在ではあまり見られないため、ねじりまんぽは非常に貴重な建築物と言えます。
ねじりまんぽの魅力
ねじりまんぽの魅力は、その独特なデザインだけではありません。
トンネル内部を通り抜けると、煉瓦の美しいパターンとその歴史を感じることができます。
また、周辺の自然景観とも相まって、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。
観光のポイント
春の桜
ねじりまんぽ周辺は桜の名所として知られており、春には満開の桜とともにトンネルを楽しむことができます。
特に、トンネルの出口から見える桜の景色は絶景です。
写真撮影
煉瓦のねじれたパターンは写真映えするため、多くの写真愛好家が訪れます。
特に、トンネル内部の独特の光と影のコントラストが美しい写真を生み出します。
歴史散策
蹴上インクラインの遺構とともに、琵琶湖疏水の歴史を学ぶことができるため、歴史愛好家にもおすすめです。
交通アクセス
ねじりまんぽへのアクセスは非常に便利で、京都市営地下鉄東西線の「蹴上駅」から徒歩約2分です。
電車：京都市営地下鉄東西線「蹴上」 徒歩約2分
バス：京阪バス「蹴上」 徒歩約2分
